海外電気事業短信

バルト三国:ロシア・ベラルーシに2025年2月の系統切り離しを通知

2024-07-16
  • 欧州
  • 環境・再エネ

エストニア、リトアニア、ラトビアの送電系統運用者(TSO)3社は2024年7月16日、ロシアおよびベラルーシに対し、両国との系統接続を定めた通称「BRELL契約」を延長しない旨の通知を共同で発送した。同契約は2025年2月7日をもって終了し、翌8日に系統の切り離しと試験を行ったのち、翌々日の9日に欧州大陸系統に接続予定である。同時に三国のTSOは、欧州大陸系統への接続に際し新設する送電線や変電所が、再エネ導入拡大にも寄与するとコメントしている。ロシアのウクライナ侵攻を受けたエネルギー安全保障の観点から、ロシア・ベラルーシ系統からの切り離しが急がれており、昨夏にバルト三国間で合意した通りの期日で進捗している。大陸系統への接続に関しては、EUから総工費の75%に当たる12億ユーロの援助を受けている。