- 2024-06-26
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- オセアニア
- 環境・再エネ
エネルギー市場の運営管理を行うAEMO(Australian Energy Market Operator)は2024年6月26日、電力供給の脱炭素化を進めるためのロードマップ(ISP)を公表した。ISPは東部各州をカバーする全国電力市場(NEM)の需給状況を示して、2050年のネットゼロを達成する最適なロードマップを提示するもので、AEMOは関係者のヒアリングを行いながら2年ごとに更新する。オーストラリアでは寿命を迎えた石炭火力発電の停止が相次いでおり、AEMOは2035年までに90%が、2040にはすべての石炭火力が運転を停止すると想定している。今回公表されたISPは従来から大きく変更されておらず、再エネ電源を増やしながら安定電源としての蓄電池とバックアップ電源としてガス火力を活用することが最もコストが安価であると評価している。再エネ電源の中ではルーフトップ太陽光や家庭用蓄電池の導入が進むと想定し、家庭の電源がエネルギー移行で大きな役割を果たすと考えている。
