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米国:Google、地熱発電を利用したデータセンターへの電力供給を拡大
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- 2024-06-12
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- 北米
- 電気事業一般・経営
Googleは2024年6月12日、同社データセンター事業への地熱発電による電力供給量を増加させるパートナーシップをバークシャー・ハサウェイ・エナジー社の子会社であるNV Energy社との間で締結したことを発表した。NV Energy社は電力供給量を締結前の3,500kWから6年以内に11万5,000kWに増加させることを目指している。供給源となる地熱発電の開発は、高温岩体地熱発電(EGS)に取り組むスタートアップのFervo Energy社が担当する。本パートナーシップの核はクリーン移行料金(CTT:Clean Transition Tariff)と呼ばれる制度で、電力会社と需要家が長期エネルギー協定を結ぶことにより、クリーン電力を供給する新規プロジェクトへの投資を促進する。契約はネバダ州公益事業委員会の審査・承認を待っている段階だが、Googleは、CTTの仕組みが広く採用されれば、クリーンエネルギーの容量拡大や新技術の展開の加速といったメリットを生むと説明している。
