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中国:中国が南シナ海で浮体式原子炉の新設計画を進めているとの報道
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- 2024-06-11
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- 東アジア
- エネルギー一般・政策
米国のニュース週刊誌は2024年6月11日、中国が係争中の南シナ海での足場を固めるため、一連の浮体式原子炉を新設する計画を進めていると報じた。中国は、インドネシア、マレーシア、フィリピン、台湾、ベトナムを含む国々が領有権を主張する海域に、移動式「power banks」と称される、船舶に搭載できるように設計された小型原子炉を建設し、定置施設と他の船舶に電力を供給し、飛行場などの軍事インフラが整備された中国の人工島にエネルギーを供給することを計画しているという。同国は2016年に浮体式原子炉の建設を開始し、南シナ海に20基もの浮体式原子炉を配備する計画を発表したが、2023年5月に同計画は安全に係る懸念から中断されていた。同計画は、南シナ海の領有権を主張する国々の間における緊張を高めているという。
