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米国:MIT、BIG WIRES法の停電減少効果などを分析した報告書を発表

2024-01-31
  • 北米
  • エネルギー一般・政策

マサチューセッツ工科大学(MIT)は2024年1月31日、オーダー1000(2011年制定)により規定された送電計画地域間でピーク電力負荷の30%以上の地域間送電容量確保を義務付ける「BIG WIRES法」の効果を分析した報告書「Evaluating the Impact of the BIG WIRES Act」を発表した。この分析では、法案が実施された場合、2035年までに約56GWの地域間送電容量が新規に追加され、2035年までに中部大西洋岸、南東部などで気象影響に伴う停電が最大58%減少すると推定している。また、この法案により低コストの再エネ電源の導入が増加することで、米国全土で年間3億3,000万ドルの電力コスト削減が見込まれ、炭素排出量も現状比で5.5%削減されることが予測されている。