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フランス:Engie、2045年カーボンニュートラル他中長期目標を発表
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- 2021-05-18
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- 欧州
- 環境・再エネ
エネルギー大手Engieは2021年5月18日、同年2月に示された予定通りに同社の中長期的な戦略ロードマップならびに今後3年間(2021~2023年)の経営目標・活動計画について発表した。まず、大きな方向性として2045年までのカーボンニュートラル達成や、シンプルかつ効率的な組織を目指し現在25ある事業部門を4つに集約すること、顧客ソリューション部門を分社しマルチテクニカルサービス分野(空調・電気設備関連工事、建物改修、ファシリテーションマネージメント等)のリーディングカンパニーBrightを新設すること、再エネの年間導入目標を現在の平均300万kWから2022~2025年には400万kW、2026~2030年には600万kWと大幅に引き上げること等の目標が掲げられるとともに、今後3年間の具体的な目標としては、90億~100億ユーロ(1ユーロ=約130円)の資産売却、150億~160億ユーロの設備投資(再エネとネットワークが約70~80%を占める)、業務の効率化による6億ユーロのEBIT増等が示された。さらに、同社は未来のエネルギーのフロントランナーを目指すとして、2030年までに400万kWのグリーン水素製造設備導入をはじめ、ネットワークからモビリティまで広範囲の水素関連の事業開発も進める構えである。
