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英国:規制機関、地域単位のエネルギーシステム監督機関の設置方針を発表
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- 2023-11-15
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- 欧州
- エネルギー一般・政策
規制機関のガス・電力市場局(OFGEM)は2023年11月15日、グレートブリテン島の各地域単位でエネルギーシステムの計画や運用を監督する新たな機関「Regional Energy Strategic Planners(RESPs)」を設置する方針を固めたと発表した。ネットゼロに向けたエネルギーシステムの計画は、国家単位では独立機関「Future System Operator(FSO)」が2024年から担うことになっているが、OFGEMはネットゼロへの取り組みを効率的に進めるため地域レベルで戦略的な計画を立てられる機関の必要性について2022年4月に検討を開始し、その後意見公募を経て今回RESPsの設置を決定した。発表によるとグレートブリテン島で最大13のRESPsを設置し、これらをFSOが統括する。RESPsは地域単位のシステム計画策定に向け地域のエネルギーネットワーク事業者や自治体政府と連携するほか、今後拡大が想定されるローカルフレキシビリティ市場のファシリテーター的役割(市場の導入、監視など)を担うとしている。なお、配電系統のリアルタイム運用は、これまで通り既存の配電事業者(DNO)が担うとしている。
