海外電気事業短信

米国:ERCOT、需給逼迫によりEEA2を発令

2023-09-06
  • 北米
  • 環境・再エネ

テキサス電力信頼度協議会(ERCOT)は2023年9月6日、需給逼迫により現地時間19時30分にエネルギー緊急警報レベル2(EEA2:Energy Emergency Alert Level 2)を発令した。EEA2は運転予備力が1,750MWを下回り、30分以内に回復する見込みがない場合に発令される。ERCOTはEEA2の発令に伴い、利用可能な発電機の稼働、デマンドレスポンス活用や州外のISO(独立系統運用事業者)からの電源調達、テキサス州環境品質委員会(TCEQ:Texas Commission on Environmental Quality)からGHG排出上限を超過した発電機運転許可の取得などを行なった。最終的に輪番停電までは至らず、現地時間21時47分にEEA2は解除された。需給逼迫の原因としては、太陽光や風力発電量の低下、火力発電設備停止の増加、過負荷による送電制約の発生などが挙げられている。