海外電気事業短信
ドイツ:規制庁、時間帯別託送料金導入に向けコンサルテーションを実施
- 海外電力調査会 トップ
- 世界の電気事業の動き
- 海外電気事業短信
- ドイツ:規制庁、時間帯別託送料金導入に向けコンサルテーションを実施
- 2023-06-16
-
- 欧州
- 営業・料金
連邦系統規制庁(BNetzA)は2023年6月16日、電気自動車(EV)などの需要側リソースの普及拡大にともなう系統運用上の課題に対処するため、新たな規制案を提示した。気候変動対策として運輸・建物部門の電化を推進するドイツでは、将来EVやヒートポンプの導入が急速に進んだ場合、配電系統の整備が追い付かないことが懸念されている。BNetzAは今後、系統過負荷を回避するための緊急措置として、各家庭への電力供給を4.2kWに抑制することを系統運用者に認めるとしている。また、需要家の行動変容(電力需要の少ない時間帯にEV充電を行うなど)を促すため、時間帯別託送料金を導入する方針である。BNetzAは第2回コンサルテーションとして2023年7月27日まで関係者からの意見を募集したのち、2024年1月1日より規制を実行に移すとしている。
