- 2023-05-25
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- 欧州
- 環境・再エネ
ドイツの電力事業者RWEは2023年5月25日、ドイツ北海の洋上ウインドファームNordseecluster(合計容量1.6GW)について、カナダの電力事業者Northland Powerが所有する49%の株式を約3,500万ユーロで取得し、この洋上ウインドファームを単独で所有することになったことを公表した。NordseeclusterはRWEとNorthland Powerが共同で開発しており、2つのフェーズに分けて建設される予定である。現在、第1期として、合計容量660MWの2つの洋上風力発電所(開発エリア名N-3.8とN-3.7)が建設許可申請の段階にあり、2025年の着工および2027年初頭の運転開始を予定している。第2期の合計容量900MWの2つの洋上風力発電所(開発エリア名N-3.6とN-3.5)については、今年ドイツ政府が実施する洋上風力発電入札への参加を予定しており、RWEが保有している海域に関するStep-in right(介入権)を行使することを表明している。これら4サイトとも主要機器の優先サプライヤーが決定しており、Vestasの15MWの洋上風力発電機が104基納入される計画である。今回の株式取得により、Nordseeclusterは、 RWEがドイツに所有する洋上ウインドファームにおいて、1GWを超える最初の大規模プロジェクトになる。Northland Powerは、今回の株式売却について、現在の環境下でNordseeclusterを評価したとき、プロジェクトの予想コストが高くなり、同社の投資基準に合致しなくなったことを理由として挙げている。
