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中国:欧州炭素国境調整メカニズム(CBAM)への対応を迫られる中国企業
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- 2023-04-21
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- 東アジア
- エネルギー一般・政策
現地エネルギー大手紙は2023年4月21日、欧州議会で18日に通過した炭素国境調整メカニズム(CBAM)に対するEU向けの中国輸出企業の懸念を伝えた。CBAMは対象となる製品をEU域外から輸入する際、域内で製造した場合に欧州排出量取引(EU-ETS)に基づき賦課される炭素価格に対応した価格の支払いを義務付けるもので、2026年10月から本格運用される予定となっている。CBAMの第1段階の対象は、セメント、鉄・鉄鋼、アルミニウム、肥料、電力、水素等があるが、EUは中国の貿易相手国・地域として2位(2022年、1位はASEAN)であるため、多くの製品が対象とされることが見込まれている。これに対して、中国の学識経験者は、対象に関連する産業チェーン全体での対応が迫られることとなるとの見方をしている。
