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欧州:シーメンス・ガメサ、排出量を低減した風力発電機タワーを発表

2023-04-21
  • 欧州
  • 電気事業一般・経営

風力発電機メーカーのシーメンス・ガメサ社は2023年4月21日、CO2排出量を低減した鋼材を使用する新モデルの風力発電機タワー「GreenerTower」を発表した。電気炉に洋上風力発電プロジェクトからのグリーン電力を供給することなどにより、鋼材の製造工程でのCO2排出量を削減する。従来のタワーの標準的な鋼材は、鉄1t当たり平均1.91tのCO2を排出しているが、GreenerTowerの鋼材は同社基準の同0.7tを満たすものとする。GreenerTowerは、2024年以降に設置する陸上または洋上風力発電機のオプションとして提供される。既にRWE社は、デンマークで計画しているトール(Thor)洋上風力発電プロジェクトにおいて36基導入することを決定した。なお、タワー製造におけるCO2排出量は、風力発電機に関連する全排出量の3分の1以上を占めるという。