海外電気事業短信
中国:AIアルゴリズムにより送電系統の主要欠陥の検出率が3倍に
- 海外電力調査会 トップ
- 世界の電気事業の動き
- 海外電気事業短信
- 中国:AIアルゴリズムにより送電系統の主要欠陥の検出率が3倍に
- 2023-04-19
-
- 東アジア
- 送配電
現地専門メディアは2023年4月19日、国有送配電大手である国家電網公司傘下の中国電力科学研究院が、人工知能(AI)アルゴリズムにより送電系統の42種類の主要な欠陥に対しての検出率が85.7%に達し、一方で誤検出率は1.8%に減少したことを明らかにしたと報じた。加えて同報告では、ピン抜けや電線内異物など18種の一般的障害に関しては、検出率はさらに上昇して90%を超えたとしている。本研究が開始された時期である2018年のデータと比べると、検出率は3倍近く増加したが、誤検出率は80%減少した。同院では、2023年には年間でドローン(UAV)による送電鉄塔(竿)500万基(本)の飛行巡視を行って1億枚近くの画像による検証で精度をさらに上げ、人が行う保守点検・運用に代わる新しい運用保守モデルの確立を目指している。
