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バングラデシュ・ロシア:ルプール発電所の建設融資を中国人民元で返済へ
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- 2023-04-17
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- 東南・南・中央アジア
- 原子力
2023年4月17日付の報道によると、バングラデシュで建設中のルプール原子力発電所(VVER、120万kW×2基)への融資に関し、同国からロシアへの1億1,000万ドル相当の返済を中国人民元で行うことが合意された。両国は、ドル主導の国際銀行決済システムSWIFTに代えて人民元主導の決済システムCIPSを通じて資金を返済する予定。ロシアによるウクライナ侵攻に対する経済制裁として、欧米はロシアの一部銀行のSWIFTへのアクセスを遮断したため、SWIFTを利用したドル返済ができなくなり、ルーブルでの返済を求めるロシアと現実的な解決策を模索していたという。ロシアは、2015年に締結した同発電所の初期契約金額である約127億ドルの90%を、金利上限4%、返済期間28年、猶予期間10年で融資しているとされる。
