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米国:テキサス州、冬季嵐Maraにより最大43万軒が停電

2023-02-01
  • 北米
  • 送配電

現地報道等によると、2023年2月1日に発生した冬季嵐Maraにより、テキサス州で広範囲で停電が発生し、ピーク時は最大で約43万人(2月3日早朝時点)が停電した。なかでも州都オースティン市で最も停電戸数が多く、同市に電力を供給しているテキサス州市営電気事業者のAustin Energy社によると、ピーク時は顧客の3分の1に相当する約17万人が停電していたという。同社をはじめ、テキサス州最大の送配電事業者であるOncor社などの電気事業者は、今回の停電の主な要因は電線や樹木への着氷によるものであり、極寒で発電所や天然ガスの供給が停止した2021年2月とは状況は異なると述べている。また、テキサス電力信頼度協議会(ERCOT)も、グリッドの需要を満たすのに十分な供給量があると述べている。なお、現在も州全体で約2万人の顧客が停電(2月6日19時30分時点)しており、復旧作業が続いている。