海外電気事業短信
フランス・ドイツ:フランスからドイツへ水素パイプラインの延長で合意
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- 2023-01-23
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- 欧州
- エネルギー一般・政策
エネルギー情報誌は2023年1月23日、フランスとドイツの両政府がパリで開催した合同閣僚会議で安全保障を含む幅広い内容を議論し、スペインからフランスまで水素を運ぶパイプライン計画をドイツまで延長することで合意したと報じた。H2Medプロジェクトは2022年10月にポルトガル、スペイン、フランス政府が建設に合意したパイプラインで、同年12月に3カ国のガス事業者が事業協力について覚書を締結して欧州委員会に補助申請を行っている。このパイプラインは水素の運搬を目的とし、一時的には天然ガスも扱うことを想定している。今回の合意はフランス(マルセイユ)からドイツへとパイプラインを延長するもので、欧州の水素市場創出の基盤と位置付けられている。H2Medプロジェクトは2030年の運転開始を目指しており、スペイン国内での製造と輸入をあわせて年間200万tのグリーン水素を欧州諸国に供給する計画である。
