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欧州:欧州3カ国、水素、ガス輸送のための海上パイプラインの建設を発表
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- 2022-10-20
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- 欧州
- エネルギー一般・政策
スペイン、ポルトガル、フランスは2022年10月20日、水素とガスを運ぶための海上パイプラインをバルセロナ、マルセイユ間に建設すると発表した。建設予定のBarMarパイプラインは主にグリーン水素やその他の再生可能ガスを送るために使用される。また、欧州のエネルギー危機を緩和するために、一時的に限定量の天然ガスを輸送できるようにする計画とのこと。当パイプラインは中欧諸国にガスを販売できるよう建設が予定されていたMidcatパイプラインに代わるものである。3カ国の首脳は、12月9日にスペインのアリカンテで再び会合を開き、建設スケジュールおよび資金調達方法を決定することで合意した。一方、スペインのエネルギー相テレサ・リベラ氏はパイプラインの本格稼働まで4~5年程度かかる予想であるとし、現在のエネルギー危機に対応できるものではないと述べた。同氏は、パイプラインの建設に携わる企業に対して、12月までにコストと期間を含むより詳細な計画を提出するよう要請しているとのこと。
