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米国:EIA見通し、今冬ガス価格は前年比2倍の9ドル超、卸電力価格に波及
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- 2022-09-07
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- 北米
- エネルギー一般・政策
米国エネルギー情報局(EIA)は2022年9月7日に発表した短期エネルギー見通しで、米国の天然ガス指標価格であるヘンリーハブ価格はこの冬も高止まりし、2022年第4四半期の平均で約9.03ドル/MMBtuと、前年同期の4.77ドル/MMBtuと比べて89%の上昇になるとしている。その後は、天然ガスの生産量増加に伴い低下し、2023年の平均は6.01ドル/MMBtuになるとしている。天然ガス価格の高騰は、卸電力価格にも波及する。特に、冬季の電力・ガス需要が大きい北東部のニューイングランド地域とニューヨーク州への影響は大きい。EIAが予想するISOニューイングランド(ISO-NE)の卸電力価格は、2022年第4四半期平均で107ドル/MWh(前年同期66ドル)、2023年第1四半期で169ドル/MWh(前年同期116ドル)。ニューヨークISO(NYISO)の卸電力価格は、2022年第4四半期平均で116ドル/MWh(前年同期58ドル)、2023年第1四半期で158ドル/MWh(前年同期100ドル)となっている。
