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米国:ニューサムCA州知事、猛暑による需給ひっ迫で「非常事態宣言」発表

2022-08-31
  • 北米
  • エネルギー一般・政策

米国西部カリフォルニア(CA)州では2022年8月31日(水)からは猛暑に見舞われており、カリフォルニアISO(CAISO)は9月5日に電力需要が48GWを超えて年間最高レベルに達すると予測した。これを受けて、CA州のニューサム知事は2022年8月31日、予想される猛暑の間、供給信頼度を確保するための行動を取ることが必要であるとし「非常事態宣言」を発令した。同宣言には排水要件に関する規定について運転継続を実施する火力発電所に対しては一時的に停止することなどが含まれる。同知事は州の再エネおよびゼロ炭素エネルギーの発電・貯蔵能力は大幅に拡大したが、サプライチェーンの混乱により2022年現在、再エネ導入量は鈍化し、猛暑による電力需要の増加に追い越されたとし、州内の発電所が需要増を満たすためには可能な限り多くの電力を発電することが重要であるとしている。