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米国:ミシガン州パリセード発電所恒久停止、米国内稼働原子炉は92基に
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- 2022-05-20
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- 北米
- 原子力
エンタジー社は2022年5月20日、ミシガン州で1971年に運開したパリセード原子力発電所(PWR、85万7,000kW)を恒久停止した。これにより米国内で稼働する原子炉は92基となった。同発電所の運転ライセンスは2031年3月24日まで有効であるが、同社は経済性の問題から2022年5月31日に早期閉鎖する方針を公表していた。しかし同5月20日に制御棒の駆動機構に問題が見られたため、保守的に判断し、予定より11日早めて停止させたとしている。米国エネルギー省が新設した、既存原子炉の早期閉鎖回避を目的にした補助金プログラムを同発電所に適用し延命を図りたい考えを示していたミシガン州のホイットマー知事(民主党)は、停止を受けて地元紙にコメントを求められたが回答しなかったという。なお、同発電所の運営に係るライセンスは、エンタジー社から、廃止措置専門会社のホルテック社へ移管されることが米国原子力規制委員会により承認されており、2022年7月にも移管される見通しである。
