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米国:EIA、大規模蓄電池の持続時間に関する分析を公表

2022-03-25
  • 北米
  • 環境・再エネ

米国エネルギー情報局(EIA)は2022年3月25日、大規模(Utility-Scale)蓄電池の持続時間はその用途次第で異なるとの分析を発表した。蓄電池の持続時間とは、蓄電池の蓄電容量(kWh)を出力容量(kW)で割ったもので、蓄電池がフル充電状態から最大出力を持続可能な時間を表している。EIAの分析によると、稼働時間が数秒から数分の系統サービスを提供する蓄電池の平均持続時間は1.15時間と短かった。一方で、ピークシフト用途の蓄電池の平均持続時間は4.15時間と長くなった。太陽光発電が多い地域では、日中の太陽光発電の出力を充電し、太陽光発電が減少する夕方の需要ピーク時に放電するために、この持続時間が長い蓄電池が導入されている。EIAは、2023年までの蓄電池の導入予測量1,000万kWのうち、60%以上は太陽光発電と持続時間が長い蓄電池を組み合わせたハイブリッド型になると予測している。