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米国:NLR、水力発電ダム協調運用で発電電力量と収益の増加を試算

2026-08-26
  • 北米
  • 水力

ロッキーズ国立研究所(NLR、旧NREL)は2026年8月26日、ワシントン州のミッドコロンビア川に連なる水力発電ダム7基(総発電設備容量、約13.8GW)について、協調運用により、発電電力量と電力市場価格を考慮した収益が増加するとの分析結果を発表した。同研究は下流側2基を運営するグラント公益事業区(Grant PUD)との共同で、エネルギー省水力・海洋エネルギー局(H2O)の資金を得て実施した。7基を一括制御する「協調運用」シナリオでは、貯水池の水位と放流の最適化により、発電に使われず放流される水(スピル)が13%減少し、年間発電電力量は非協調運用比で1.1%(508GWh)増加した。収益は7基合計で3.3%増、個別ダムでは2.8〜4.3%の増収となった。研究はGrant PUDの戦略的判断を支援する狙いがあり、背景には西部系統における前日市場の整備と、各ダム所有者による市場参加の検討がある。