海外電気事業短信

ロシア:政府、国内での30GWの増設と海外への追加50基の輸出目標を示す

2026-08-20
  • 欧州
  • 原子力

ロシアのプーチン大統領は2026年8月20日、原子力エネルギー分野の発展に関する会議を開催し、今後同国では30GWの原子炉の増設が予定され、恒久停止炉のリプレースだけでなく、原子力発電設備容量の大幅な増強にもつながると述べた。今後、最新鋭の原子力発電所がウラル、シベリアおよび極東に建設される予定だという。また、ロシア国営原子力企業ロスアトムのリハチョフ総裁は、2024年12月に政府が承認した「原子力施設配置に関する総合計画」に基づき2042年までに38基を建設し、小型炉や浮体式原子炉を含む計18基が現在建設中とし、原子力発電シェアを現在の20%から2045年までに25%へ引き上げると述べた。海外では、ウズベキスタンなど9カ国で計28基を建設中の他、ベトナムなど6カ国と計17基の追加建設協定を締結してさらに15カ国と交渉中であり、追加建設目標は合計で約50基だという。