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イタリア:Enel、水力発電・BESS統合事業BESS4HYDRO運用開始を発表

2026-07-06
  • 欧州
  • 水力

イタリアの大手電力会社Enel社は2026年7月6日、イタリア北部ロンバルディア州のドッシ水力発電所で、水力発電とバッテリー式エネルギー貯蔵システム(BESS)を統合する「BESS4HYDRO」プロジェクトの運用開始を発表した。同発電所は出力44MW、年間発電電力量144GWhの貯水池式水力発電所で、BESSは4MW/8MWhのリチウムイオン蓄電池である。両設備は共通の系統接続点を介し、電力市場では単一の設備として統合運用される。Enel社は、貯水池式水力発電と蓄電池の一体運用を欧州初の取り組みとしている。BESSが急激な電力需要の変動に対応し、水力発電設備が長時間の発電調整を担うことで、水資源の有効利用やタービンの摩耗抑制を図り、需給バランスの維持に活用できる調整力を30%超拡大する見通しである。同プロジェクトはEUのInnovation Fundから支援を受けており、今後はイタリアやスペインの同種施設への展開可能性を検証する方針。