海外電気事業短信

ネパール:民間セクターが初めて高圧送電網を整備

2026-06-30
  • 東アジア
  • 送配電

2026年6月30日の報道によると、ネパールの民間セクターによる初の高圧送電網整備が完了した。今回完成したのはMarsyangdi Corridor220kV送電線プロジェクトのうち、Markichok-Bharatpur(28km)の区間である。同プロジェクトは当初、中国企業がネパール電力公社(NEA)から建設を請け負っていたが、工事は約7年間停滞していた。その後NEAが残りの工事を同送電線に接続する水力IPPの共同事業体に移管し、移管後1年半ほどで今回の区間を完成させた。関係筋の話によると、ネパールでは送電インフラの遅延が発電プロジェクトの採算に影響を与えることが懸念されており、今回の事例はネパールのエネルギーインフラ開発において画期的なことであるとして、民間セクターが発電設備に加え、高圧送電インフラの建設も担えることを証明したとしている。