海外電気事業短信

英国:2035年までの送電系統拡張計画を改訂、追加投資額は1.5倍に

2026-06-30
  • 欧州
  • 送配電

系統運用機関のNESOは2026年6月30日、2035年までの送電系統の拡張計画案「Beyond 2030」を更新した。2030年半ばまでに、電力需要が現在比30%増加すると見積もっており、それに対応した電力ネットワークの構築の必要性を強調している。送電網強化に推奨される追加投資額は、前身のNational Grid ESO(NGESO)が2024年3月に発表した初版から53%増加し、89億ポンド(約1兆9,325億円)となった。海底送電線の新設を陸上の新設と比較し3倍の規模で進めるという推奨事項は、初版から踏襲されている。NESOはさらに、2030年代に実現すべき送電系統プロジェクト43件をピックアップし、規制機関のガス・電力市場局(OFGEM)による最終投資決定に向けた指針を提供した。