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EU:Eurelectric、長時間蓄電の商業化可能性に関する分析報告書を公表

2026-06-15
  • 欧州
  • その他

欧州電気事業者連盟(Eurelectric)は2026年6月15日、コンサル会社AFRYが作成した長時間エネルギー貯蔵(LDES)の分析報告書を公表した。同報告書は、揚水発電を除く8時間超の蓄電技術を対象に、ドイツ、英国、スペイン、ポルトガル、フィンランドの市場性を分析した。再エネ拡大や需要変化で柔軟性ニーズが高まる中、LDESは再エネ出力抑制削減、混雑緩和、長期柔軟性確保に資するとした。モデル分析では、英国、ドイツ、スペイン、ポルトガルでLDESの出力100万kW導入時に、年間1億5,000万~2億5,000万ユーロの可変運用費削減が見込まれるとした。地域別では、風力が豊富なドイツと英国では2040年以降24時間超の蓄電、太陽光の多いスペインとポルトガルでは8~12時間の蓄電が有望としたが、フィンランドは収益機会が限定的とした。また、初期投資や市場収益不足で資金調達が難しく、導入拡大には収益安定化策や投資リスク低減策などが重要になるとした。