海外電気事業短信

中国:1,500万kWグリーン電力がデータセンターとの協調プロジェクト運用開始

2026-05-07
  • 東アジア
  • 環境・再エネ

地元メディアは2026年5月7日、約1,500万kWのグリーン電力(再エネ由来電力)が「算電協同(AIデータセンターの計算能力と再エネ電力供給の連携)」プロジェクトで運用開始されたことを明らかにした。運用を開始したのは「寧夏・中衛」(全国初の大規模プロジェクト)、内蒙古フフホト・ホリンゲル地区(「点対点」型国家級プロジェクト)、内蒙古・ウランチャブ市(電源、系統、蓄電池の一体化モデル)、新疆・カラマイ市、山西・大同市(アジア最大級の液冷データセンター)、青海・三江源(国内初のゼロカーボン・マイクログリッド)の6カ所である。総投資額は500億元超(約1.1兆円)で、各プロジェクトの80%以上がグリーン電力の直接供給方式を採用しているほか、PUE(電力使用効率)は1.10~1.18を達成している。また、政府は「第15次五カ年計画」(2026~2030)において、国家算力ハブに新設されるデータセンターに対し、グリーン電力比率80%以上を義務付ける方針を示しており、今後はPUE1.05以下の実現も視野に入れている。