海外電気事業短信

豪州:Amazon、AI需要背景に蓄電池併設型PPAを拡大

2026-04-20
  • 中近東諸国
  • 環境・再エネ

エネルギー情報誌は2026年4月20日、Amazonが豪州において再生可能エネルギーの電力購入契約(PPA)9件(計430MW)を新たに締結したと報じた。2025年に同国最大の企業向け非化石電力購入者となった同社は、これにより豪州での再エネ案件が計20件(約990MW規模)へと拡大する。今回の特徴は、9件中8件に蓄電池を併設している点で、案件はニューサウスウェールズ州およびビクトリア州に分布する。同社は、クラウドおよびAI需要の拡大に伴うデータセンター投資(2029年までに約200億豪ドル(約2兆2,600億円))を進めており、今回のPPAはその電力需要を脱炭素電源で賄うもの。加えて蓄電池の導入により、需給調整や出力変動の緩和を通じて電力系統の安定化や電力コストの平準化への寄与も期待される。