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EU:ENTSO-E、2025年5月の北マケドニア停電の最終報告書を公表

2026-04-20
  • 欧州
  • 環境・再エネ

欧州送電系統運用者ネットワーク(ENTSO-E)は2026年4月20日、2025年5月18日に北マケドニアで発生した停電に関する専門家パネルの最終報告書を公表した。同事象では、送電系統運用者(TSO)であるMEPSOの制御区域内で、同日4時59分に400kV系統と110kV系統が分離し、全需要が接続される110kV系統で約48万5,000kWの負荷と約31万3,000kWの発電が失われた。MEPSOは系統復旧計画を発動し、同日7時47分までに復旧を完了した。報告書は、低需要時に送電線が軽負荷で運用され、無効電力が過剰となったことで400kV系統の電圧が上昇し、変圧器の過電圧保護が作動して400/110kV変圧器が相次いで遮断されたことが事故の主因の一つだと整理した。ENTSO-Eは再発防止に向け、南東欧地域における電圧超過の監視強化、過電圧対策の行動計画策定、無効電力補償設備の整備、関係組織間の協調的な電圧・無効電力管理の強化などを提言した。