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米国:EIA、長期エネルギー見通し(A EO2026)を発表
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- 2026-04-08
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米国エネルギー情報局(EIA)は2026年4月8日、長期エネルギー見通し(AEO:Annual Energy Outlook 2026)を発表した。AEO2026は2025年12月時点の法律、規制、政策に基づくものだが、政策変更などの不確実性を踏まえ、ベースケースと10のシナリオ別に2050年までの見通しを提示している。米国の総エネルギー消費量については、エネルギー効率の向上を背景に概ね微減(ほぼ横ばい)と予測。一方で、電力分野では、主にデータセンターにより需要が年率0.9~1.6%で増加。供給は発電電力量に占める天然ガス火力、太陽光、風力のシェアが2025年の60%から2050年に80%(ベースケースで順に40%、20%、20%)に上昇すると予測。原子力は同17%から12~15%に低下し(SMR、マイクロ炉、核融合炉などの開発段階の技術は含まない)、石炭火力は同16%から5%以下(CO2排出規制維持シナリオでは1%未満)に低下すると予測している。
