海外電気事業短信
中国:南方電力市場、「広域・中長期取引100%契約」を達成
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- 2026-02-12
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電力専門紙は2026年2月12日、大手送配電事業者の南方電網有限責任公司管内の電力市場において、2026年度の広域・中長期取引が全国で初めて契約率100%(当該取引がすべて市場経由)となったことを報じた。また、同市場の小売電力取引プラットフォーム(電力版「タオバオ(淘宝網)」、アリババグループの運営する中国最大級のECサイト)では、36種類の市場化取引メニュー(P2P、Peer-to-Grid、Grid-to-Gridなど)が展開され、企業が自ら小売会社や料金プランを比較して選択できるようになっており、料金構成や市場価格が可視化されている。発電会社はスポット市場や中長期契約を組み合わせ、約8割以上の発電量を事前に約定している。同電力市場では、2025年末には、分散型PVや蓄電池などを束ねた発電型VPP(バーチャルパワープラント)が初めてスポット市場に参加し、新たな成長源となっている。
