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アラブ首長国連邦:ホルムズ海峡封鎖でフジャイラからの迂回輸出量が増加
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- 2026-03-27
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- 東南・南・中央アジア
- エネルギー一般・政策
2026年3月27日付報道によると、米国とイランの軍事衝突によるホルムズ海峡の封鎖を契機に、アブダビ国営石油(ADNOC)は迂回措置として陸路経由でフジャイラからの原油輸出を再開させた。報道によると、フジャイラの施設は同月14日にイランの攻撃で一時操業を停止したものの大部分の操業を再開している。3月20~24日の原油積載は日量約190万バレルで、過去1年間の平均(約121万バレル)より57%増、3月24日までの過去1カ月間の平均(約148万バレル)より28%増となる。ホルムズ海峡から南へ80マイル(約130km)離れたフジャイラ港はイランから近く攻撃を受けやすい。過去4週間にイランはフジャイラを少なくとも7回攻撃し、貯蔵タンクを破壊、ポンプシステム、燃料積載設備などが被害を受けている。原油輸出施設はほぼ操業を再開しているものの、精製施設の一部は依然として停止している。
