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米国:MISO、需要急増に対し信頼性強化、2044年まで年2.1%増と予想
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- 米国:MISO、需要急増に対し信頼性強化、2044年まで年2.1%増と予想
- 2026-03-04
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- 北米
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米国中西部独立系統運用者(MISO)は2026年3月4日、電力需要の急増を背景に電力系統の信頼性確保戦略「Reliability Imperative」の更新版を公表した。MISOによれば、データセンターや製造業の需要拡大、電化の進展により、2044年までは最大2.1%/年の需要増を見込む(2009~2024年は年平均0.5%増)。これを受け、信頼性リスクを反映した投資シグナルを送れる市場構造への更新、予測精度の向上・リアルタイムでの可視性を強化する。また、運用ツールの強化、地域送電計画と相互接続プロセスの推進、サイバー・物理的セキュリティを含むシステムの拡充を進め、市場・系統運用の連携強化を図る予定。John Bear CEOは「電力需要に対応するため、迅速に行動し、地域発展の基盤として信頼性と効率性を確保することは重要である」と述べ、将来を見据えた信頼度確保に取り組む姿勢。
