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アルゼンチン・中国:アルゼンチン、華龍1号導入でCNNCと契約締結
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- 2022-02-01
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- 中南米
- 原子力
アルゼンチン原子力発電会社(NA-SA)は2022年2月1日、「華龍1号」(120万KW)1基をアトーチャⅢプロジェクトとして建設する設計エンジニアリング、調達、建設(EPC)契約を中国核工業集団有限公司(CNNC)と締結した。建設費用は80億ドル以上で建設期間は約8年半、運転期間は60年とされる。中国の国外での華龍1号の導入は、パキスタンのカラチ原子力発電所に次いで2例目となる。NA-SAは、工業生産・開発省が79%、国家原子力委員会が20%、国営エネルギー会社IEASAが1%を出資する国営企業で、現在3基の原子力発電所を運転している。同プロジェクトは、2015年2月に締結された「加圧水型原子炉建設プロジェクトにおける協力に関する協定」に基づくものだが、当時合意されたNA-SAとCNNCが共同で作業を進める方式は放棄され、同EPC契約作業完了後にNA-SAが原子炉を運転、保有した上で売電収益から建設費用全額を融資する中国側へ返済するという。
