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英国:BEIS大臣、国際連系線Aquindの建設計画を否認

2022-01-21
  • 欧州
  • 送配電

英国の主要紙や専門誌は2022年1月21日、フランスとの新たな国際連系線Aquindの建設計画ついてエネルギー・産業戦略省(BEIS)のクワーテング大臣が開発許可を否認したと報じた。同連系線は、総工費12億ポンド(約1,841億円)をかけ、送電設備容量200万kWのHVDC海底ケーブルでポーツマス(英)とディエップ(仏)を結ぶ計画として、2016年に発表されていた。否認理由として、同連系線の上陸地点がポーツマス市内の幹線道路に干渉し、地域住民の生活に影響を及ぼす懸念があったことが挙げられている。一方、報道ではその他の背景として、事業主体Aquind社による保守党への献金疑惑や、Aquind社の代表者2名のロシア政府とのつながりを示唆するリーク文書の存在など、同事業が抱える複数の問題が指摘されている。