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インドネシア:インドネシア政府、国内の石炭供給不足で輸出禁止を発表

2022-01-01
  • 東南・南・中央アジア
  • 火力

インドネシアエネルギー鉱物資源省(MEMR)は、2022年1月1日付のプレスリリースで、鉱業事業許可(IUP)と特別鉱業事業許可(IUPK)を受けている事業者に対し、2022年1月1~31日の間の石炭輸出を禁止すると発表した。インドネシアでは、石炭採掘事業者に対し生産量の25%を国有電力会社PLNに供給することを義務づける「国内市場義務(DMO)」が定められているが、供給量がDMOの基準を大きく下回り、国内の石炭火力発電所(出力計1,085万kW)が停止して1,000万人以上の顧客に影響を及ぼす可能性がある。大規模停電を避けるには1月中に追加で510万tの石炭が必要としているが、同日時点で3万5,000tしか確保できていない。政府は輸出禁止に関し1月5日以降、再検討するとしている。