海外電気事業短信

ドイツ:Siemens Energy、米国の製造能力拡大に10億ドル投資

2026-02-03
  • 欧州
  • その他

ドイツのSiemens Energyは2026年2月3日、米国でデータセンターの拡大や産業の電化推進により急増する電力需要に対応するため、総額約10億ドルを投じ、既存工場の拡張および工場の新設を行うと発表した。ノースカロライナ州の既存工場では、大型変圧器の製造・サービス能力を拡張し、ガスタービンの製造を規模を縮小して再開する。フロリダ州では、ガスタービンのブレードやガイドベーンなど主要部品の製造能力を拡大し、AIを活用した電力網技術の研究開発拠点を整備する。さらに、ミシシッピ州には送電網向け主要部品の製造工場を新設し、技能訓練施設も併設する計画である。同社は現在、米国で約1万2,000人を雇用しているが、今後数年間で約1,500人を新たに雇用する。なお、発電所用タービンの主な製造拠点は、引き続きベルリンに置くとしている。