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豪州:ビクトリア州が8月に国内初となる洋上風力発電事業の入札を実施へ

2026-01-27
  • オセアニア
  • 環境・再エネ

エネルギー情報誌は2026年1月27日、ビクトリア州政府が、オーストラリア初となる洋上風力発電の入札を2026年8月に実施すると報じた。この入札では、約200万kWを対象に事業を募集する予定である。同州は、2032年までに200万kW、2040年までに900万kWの洋上風力を導入する目標を掲げており、今回の入札はその第一段階に位置づけられる。入札開始は、港湾・送電インフラ整備の遅れや新たな電力市場制度の設計をめぐる不確実性から当初計画から約1年延期されていた。一方で、Gippsland沖海域を中心に、一部の事業者は既に環境許認可など事業開始に向けた申請手続きを進めている。州政府は、投資環境の安定化と競争確保を通じ、老朽化する石炭火力の代替電源として洋上風力の導入を本格化させる方針としている。