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台湾:経済部、2026年度FITを発表、地熱に次世代区分を新設

2026-01-02
  • 東アジア
  • 環境・再エネ

経済部は2026年1月2日、2026年度の再エネ電源の固定買取価格(FIT)を正式に公告した。それによると、2026年度のFITは、再エネ開発の量的成長を維持することを重視し、実務動向に応じて一部制度を新設・調整した。太陽光発電では設備更新を促すメカニズムを新設し、地熱発電では国内の商業モデルが発展途上にあることから、廃止も検討されていた「前高後低」の階段式FITを維持した。また地熱分野では新たに「次世代」区分を追加し、1kWh当たり8.5522台湾ドルと全電源中の最高水準の料金を設定した。これは掘削深度3,000m超で次世代地熱技術を用いる深層地熱を対象とし、政府が重点的に推進する技術と位置付けている。その他、太陽光は2025年度第2期水準を通年維持し、陸上風力は30kW未満が7.4110台湾ドル、30kW以上が2.1299台湾ドルとなった。