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英国:bp、Teessideでのブルー水素プロジェクトを断念

2025-12-02
  • 欧州
  • 電気事業一般・経営

地元紙は2025年12月2日、英国石油大手bpが北東部の旧Redcar製鉄所跡地で計画していたブルー水素プロジェクト「H2Teesside」を断念すると報じた。理由は、ディベロッパーTeesworks社が同地でデータセンター建設を予定しているためとされる。bpは2024年3月、国家的重要インフラ事業に必要な開発認可命令(DCO)を申請しており、近く承認が出る見込みだった。一方、Teesworks社は2025年8月にデータセンター建設計画について地元当局から許可を得ていた。bpは、双方の開発が共存できる解決策を模索する用意があるとしていたが、土地利用をめぐる状況に重大な変化が生じたと判断し、DCOを取り下げたとみられる。なお、bpは今後も同地域で計画中のCCS付ガス火力発電所やCO2輸送・貯留プロジェクトに注力していく方針である。