海外電気事業短信
米国:データセンター電力需要、2035年までに106GWに達する可能性
- 海外電力調査会 トップ
- 世界の電気事業の動き
- 海外電気事業短信
- 米国:データセンター電力需要、2035年までに106GWに達する可能性
- 2025-12-01
-
- 北米
- 電気事業一般・経営
ブルームバーグNEF(BNEF)は2025年12月1日、米国のデータセンター電力需要が最大106GWへ拡大する可能性があると発表した。この数値は2025年4月時点の予測から36%の上方修正であり、過去1年間に発表された約150件の大規模データセンタープロジェクトのうち4分の1以上が500MW超えの大型案件であることが要因とされる。データセンターの多くはPJM、MISO、ERCOTの各系統への接続が見込まれ、特にPJMでは今後5年間で31GWのデータセンター需要増が予想されている。一方で複数の調査機関による需要の増加予測が相次ぐなか、過大な需要見通しではないかと疑問視する声もある。半導体供給不足、許認可プロセスの遅延、系統制約などにより多くの計画が実現しない可能性があるとの指摘も出ている。
