海外電気事業短信

豪州:州間連系線の開発にIberdrolaの現地子会社を指名

2025-11-14
  • オセアニア
  • 環境・再エネ

エネルギー情報誌は2025年11月14日、ビクトリア州とニューサウスウェールズ州を結ぶ送電事業「VNI West」で、スペイン大手イベルドローラ(Iberdrola)の豪州子会社がビクトリア州側の開発パートナーに指名されたと報じた。VNI Westは、延長約240km、500kVで2回線からなる新設送電線で、双方向の送電容量を最大350万kWまで拡大する計画である。再生可能エネルギー導入が進む両州において、系統の信頼性確保と再エネ統合の強化が狙いとされる。Iberdrola Australiaは今後、ビクトリア州の送電網計画機関VicGridと連携し、工程設計、重要機器の特定、予算策定など開発段階の作業を進める。同段階の完了後には、設計・建設・所有・運用を包括する実施提案書を提出する予定である。事業の運開時期は2030年が見込まれている。