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ドイツ:廃止原子力発電所敷地内でドイツ最大級の蓄電施設を建設へ
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- 2025-10-29
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- 欧州
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エネルギー大手RWEは2025年10月29日、バイエルン州のグンドレミンゲン原子力発電所敷地内で、ドイツ最大級となるバッテリー蓄電施設の建設を開始した。出力40万kW、蓄電容量70万kWhを備え、約2時間の連続給電が可能となる。総投資額は約2億3,000万ユーロで、2028年初頭の商業運転開始を予定している。施設は最先端の制御技術と100台超の超高速インバーターにより、ミリ秒単位での充放電が可能で、電力系統の安定化に寄与する。グンドレミンゲン原子力発電所は2021年に廃止済みで、2025年10月25日には冷却塔2基が爆破解体されたが、既存送電網は蓄電設備に活用される。敷地内では55ヘクタールの太陽光発電所とガス火力発電所の建設も予定されている。
