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豪州:SA州で風力発電が州需要の150%に到達

2025-10-26
  • オセアニア
  • 環境・再エネ

エネルギー情報誌は2025年10月26日、オーストラリアで最も再エネ導入が進む南オーストラリア(SA)州で、再エネ比率が新たな記録を達成したと報じた。同日午前4時05分、州内の風力発電の出力が州電力需要の149.6%に達し、これまでの最高記録(147.2%)を更新した。記録更新の主因は、新たな風力発電所の運転開始に加え、ニューサウスウェールズ州と結ぶ州間連系線「EnergyConnect」の第1段階が稼働したことで、SA州からNSW州への電力輸出が拡大し、出力抑制が緩和されたことによる。さらに、州内では8基の系統用蓄電池が稼働中であり、出力・容量ともに大規模な新設蓄電池が約10基建設中とされる。これにより、将来的には再エネによる電力供給比率が一層高まる見通しである。