海外電気事業短信

米国:IEA、米国の再生可能エネルギー導入量見通しを50%下方修正

2025-10-07
  • 北米
  • 環境・再エネ

国際エネルギー機関(IEA)は2025年10月7日、世界全体の再生可能エネルギー発電設備容量が2030年までに約4,60 GWに到達することを報告した。米国の導入量見通しについては、昨年度の分析結果から約50%下方修正している。要因としては、7月に成立した財政調整措置法(OBBBA)による税額控除支援予算の縮小、関税による輸入制限の強化、内務省(DOI)の許認可手続きの強化、洋上風力リースの停止などを挙げている。また、中国も昨年度から下方修正されており、固定価格買取制度から差額決済契約(CfD)制への移行により、事業の採算性見通しが以前よりも困難となった事を要因としている。EU、インド、ASEAN、中東・北アフリカ地域における導入量見通しは昨年度から上方修正されたが、米国・中国などの下方修正を踏まえると、世界全体で昨年度から5%下方修正(248GW減少)する結果となった。