海外電気事業短信

ドイツ:ドイツ政府、炭素差額契約(CCfD)の第2回入札準備を開始

2025-10-06
  • 欧州
  • 環境・再エネ

ドイツ連邦経済・エネルギー省(BMWE)は2025年10月6日、炭素差額契約(CCfD)方式の補助プログラム「気候保護契約」の第2回入札に向けた予備手続きを開始した。これは、化学・製紙・鉄鋼・セメントなどエネルギー集約型産業のCO2排出削減を支援するもので、2024年10月の入札に続き2回目となる。企業は、CO2排出削減のために必要なCAPEX・OPEXを考慮したCO2・1t当たりの入札価格を提示し、落札すれば15年間にわたりCO2価格との差額が補助される。ただし、排出削減のマイルストーンとして、契約3年目以降に60%、最終年に90%の削減達成が求められる。今回からは新たに炭素回収・貯留(CCS)および炭素回収・利用(CCU)も支援対象に加わった。第1回入札では15社が落札し、最大28億ユーロの補助枠が確保された。参加希望者は12月1日までに予備手続きを行う必要があり、入札は2026年半ばに開始される予定である。