海外電気事業短信
米国:FERC、送電線計画に関する規制の改革に向けた手続きに着手
- 海外電力調査会 トップ
- 世界の電気事業の動き
- 海外電気事業短信
- 米国:FERC、送電線計画に関する規制の改革に向けた手続きに着手
- 2021-07-15
-
- 北米
- 送配電
連邦エネルギー規制委員会(FERC)は2021年7月15日、将来に向けた地域送電計画とコスト配分および電源連系プロセスの改善を目的とし、一般からのコメントを募るため規則案事前通知(ANOPR:Advanced Notice of Proposed Rulemaking)を発出することを承認した。同ANOPRでは、将来予想される電源の拡大を考慮したより長期的な地域送電計画および費用配分プロセスの改革、地域内および地域間の送電設備の増強に対する費用責任の再検討、新規送電設備の決定過程およびその費用負担方法に対する監視強化の3点を主な分野としている。FERCのリッチ・グリック委員長は会議の中で、送電線増強の必要性を強調し、米国の接続検討待ちリストには、現在約7億5,000万kWの新規電源があり、このうち再生可能エネルギー電源が93%を占めていることを指摘し、将来建設される発電資源をより考慮した送電計画プロセスが必要だと述べた。本件コメントの提出期限は連邦官報での公表後75日となっている。
