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米国:パリセード、米国初となる廃止状態から運転状態へ移行

2025-08-26
  • 北米
  • 原子力

ホルテック社は2025年8月26日、パリセード原子力発電所(PWR、85.7万kW)が廃止状態から運転状態へ移行したと発表した。これは米国初の事例である。同発電所は2022年5月に恒久停止したが、2025年7月24日に原子力規制委員会(NRC)の認可を受領し、同年8月25日に運転状態に移行した。これにより、原子燃料の受領・保有など再稼働に向けた準備作業が可能となった。また、同発電所の権限は、廃止措置を行うHoltec Decommissioning International社から運転業務を担うPalisades Energy社へ移譲されている。再稼働は、燃料装荷や機器の点検、NRCによる最終承認などを経て2025年末に予定されている。再稼働後は2026年第1四半期に、2回目の運転期間延長申請を行い、運転期限を2031年から2051年まで延長する予定である。