- 2025-08-23
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- 東アジア
- 原子力
中央選挙委員会は2025年8月23日、同日実施された第3(馬鞍山)原子力発電所(PWR、95.1万kW×2基)の再稼働の是非を問う公民投票が不成立になったと発表した。それによると、公民投票の投票率は29.5%であり、有効投票のうち再稼働に賛成が約434万票(74.2%)、反対が約151万票(25.8%)となった。賛成票が反対票を大きく上回ったが、賛成票が既定の票数(有権者総数の4分の1である500万523票)に届かなかったため、成立の要件を満たさず、公民投票は不成立となった。また現地紙によると、公民投票の結果を受けて頼清徳総統は同日夜に談話を発表し、公民投票の結果を尊重するとした。さらに、同原子力発電所を所有する台湾電力公司に対し、関連法規が公布された後、同原子力発電所の自主的な安全評価を開始し、リスクと進捗状況を定期的に報告し、法規の基準を満たせば、核能安全委員会(核安会:日本の原子力規制委員会に相当)への審査の申請を求めるとしている。
